庭のプランターの土、どうしよう。
例年なら、大変だけど土をふるって、ナメクジの卵や
カナブンの幼虫とか駆除して、根を取って、なるべく
連作にならないように土を入れ替えてみたりするんだけど。
ちょっと今年は思うところがあって、やっていない。
去年「野菜だより」でガッテン農法を知り、
「これは!」と思った。
畝の下に幅50㎝、深さ30㎝くらいの溝を掘って耕盤層を
崩してから、もみ殻くん炭をまき、酢水をまき、枯れた
ススキを敷き、落ち葉をまいて、米ぬか、もみ殻くん炭を
まいてから埋め戻す方法。
それをやるのは初めの1回だけ。畝のメンテナンスを
するだけの自然農法。
でも、プランターだし・・・。
自分の畑があれば、絶対にやる。って思った。
でも、プランターだし・・・。
そこで、去年はプランターの底に鉢底石。
ちょっと土→もみ殻くん炭→酢水→ススキや落ち葉の代わりに
腐葉土→米ぬか→もみ殻くん炭→土の順に入れた。
それから庭の草とかも刈ったら株元に敷き、夏野菜が
終わったら地際で根を切り、丈夫は切り刻んで土の上に。
そして春が来たら、なんか雑草の勢いがいいの。
プランターからやわらかくておいしそうな(食べないけど)
草が生えてる。
それ見たら、なんかこのまま2回目いけるんじゃない?って
思った。でも、旦那さんは反対。
ナメクジの卵とかヨトウムシとかどうすんだ?って。
そうなんだよ。だってプランターだし。
わかってるけど、この葛藤。
でも。
やってみることにする。
ちょっと敷いてた残渣をどけると、ダンゴムシ、ヤスデ、
ナメクジなどの分解者たちと、ちょっと掘るとミミズが
たくさん出てくる土。
目に見えない土壌微生物もいっぱいいるはず。
そういうのを崩してしまうと、元の状態に戻るまでに
相当時間がかかるらしいし。
だから、今年は基本土は動かさない。
プランターの底を見て、ナメクジの卵駆除、敷いていた
残渣をめくって、でっかいナメクジ退治、ヨトウムシ退治、
そういうできることだけやった。
減っていたら腐葉土やもみ殻くん炭と混ぜて土を足して、
敷いていた残渣をよけて苗を植えつけたらまた株元を
草や残渣で覆う。
それでやってみることにする。
旦那さんは「失敗する気しかしない」と言い切った。
私は「成功する気しかしない」と強がりを言った。
さて、結果はどうなるかな。
三浦伸章さんのガッテン農法については、本が出てます。
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本日の収穫はサニーレタス。
葉がちぢれている方はすごく苦い。食べるのが苦痛なくらい(笑)
もうひとつの葉っぱは苦みないので、生野菜が苦手な長男も
喜んで食べてくれるので、母も喜んでいます。

下段のプランターにはスミレ、上段はニラ。どちらも雑草化。

まいた野菜は出てこず、こぼれダネのスミレと勿忘草が!

ブロッコリーだかカリフラワー。この際だからタネ採るか。

取った草を乾かしてたカゴをどけたらダンゴムシだらけ。

暖かくなったらイタリアンパセリが大きくなった!

草はお宝。乾燥させて敷き草にするよ。