いつもおいしい家庭菜園の野菜を送ってくださる
新潟県のUさんから、今朝、春のたよりが届きました。
Uさんは畑で野菜を育てるだけでなく、四季折々
山を歩いては山菜やキノコなども採取しているそうです。
昨日も「タケノコと山ウドがたくさん採れたから送ります」と
連絡がありました。
タケノコは「根曲がり竹」でした。
学名はチシマザサというそうです。
「カゴなんかをつくるときに使う竹だよ」と教えてもらいました。
小さいものはアクがあまりないので、皮つきのまま
網で焼いてから、皮を剝いて食べるのがおすすめだそうです。
醤油マヨネーズつけるとおいしいそうです。
大きいものは皮ごと米のとぎ汁で茹でてから、皮を剝いて
根元のかたい節を取って、煮物がいいそうです。
天ぷらにするなら、ゆでなくても大丈夫。短冊に切って揚げると
いいのだとか。
山菜の中でも灰汁がなくて野菜のような「うるい」。
学名はオオバギボシだそうです。
さっと茹でてお浸しがおすすめだそうです。
3~4日で葉が開いてしまうので、まだ残雪が残る山へ
入って、葉が開く前の状態で採らないといけないのだとか。
山独活(山ウド)はもう時期的に最後だそうです。
栽培されているウドよりも灰汁が強くて、香りも高い山ウド。
根元側2~3ミリ内側に包丁を入れて、皮をすーっと
はぐといいそうです。皮はむけるところだけで大丈夫。
キンピラやさっと湯がいて味つけして食べたらいいそう
ですが、芽は天ぷらがおすすめ。
剥いた皮もキンピラにすると、おいしいとのこと。
山菜は季節ものだし、ほんの短い期間のお楽しみ。
なかなか自分では買わないし、調理する機会もないので、
普段食べている方に食べ方を聞くと勉強になります。
早速、お昼に旦那さんが山ウドパスタをつくってくれました。
上記のように皮をむいてから薄く斜めに切って、1分半くらい
パスタと一緒に茹でたそうです。トマトソースと絡めてあるので
味はトマトソースが勝つので、多少ウドの灰汁や苦みがあるけど
食べやすいです。
ごちそうさまでした。